通気緩衝
「ラスト工法」
概要
ラスト工法は、従来の欠点を改良のうえ長所に変え、それを保持させる画期的な当社独自の軟質FRP複合通気型工法です。
ラスト工法は、Resin and Fiber(ガラス繊維と樹脂)とSheet(通気性シート)の組み合わせによる工法です。
破断抵抗性に優れた合成ポリエステル不繊布で補強されたSBS系改質アスファルト部分接着型通気性シートを使用します。通気性シートの上にFRPをライニングすることにより、今までのFRP防水の問題点を克服できた軟質FRP複合通気型工法です。
特に従来の各種防水工法では無理が生じた問題点などに即対応できる工法です。
詳細
特徴
- ラスト工法は通気緩衝工法(ルーズ工法)です。
- 日本建築学会「FRP防水工事施工指針」のL-FS仕様に準拠しています。
- 通気緩衝シートを使用することで、下地の水分を床面の脱気筒、壁面の脱気盤で脱気・通気することによりFRP防水層の膨れ、剥離等を防ぎます。
- 通常のFRP防水に比べて通気緩衝シートを使用しているので、躯体の動きにより以上に追従できる「切れにくい」防水材です。
- 防水性能に信頼性があり、耐根性・耐薬品性能にも優れているため屋上緑化に適しています。
- 外断熱工法にも対応可能です。
施工モデル
工程イメージ
- 素地
- 素地調整 樹脂モルタル
- 通気緩衝シート張り
- シート張り終了 ガラステープ貼り付け
- 軟質FRPライニング
- 軟質FRPライニング終了
- 中塗り ビニールエステル NP-820
- 中塗り 終了
- 上塗り NP-ポリトップ
- 完成