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よくあるご質問

FRP防水とはどのようなものですか

FRP(繊維強化プラスチック)を防水分野に応用し、軽量で強靱、耐熱性・耐食性・耐候性に優れた従来の防水工法にはない防水工法です。

ニッポ-軟質FRP防水・防食工法の特徴は

ニッポ-軟質FRP防水・防食工法で使用するポリエステル樹脂は、業界トップの伸び率を有する軟質ポリエステル樹脂を使用しています。よって、従来のFRP防水の「かたい」「割れる」の概念を払拭したFRP防水材です。防水・防食の二つの機能を持ち合わした工法も用意しています。

防水と防食(耐食)のちがいは?

「防水」は雨水の浸入を防いで建築物を守り、「防食(耐食)」はさまざまな薬液や汚水等からコンクリートや鋼板等の腐食を抑えます。

どのような部位に使用されますか?

一般屋上、笠木、ベランダ、開放廊下、浴室、外壁、駐車場、植栽下地、工場床、貯水槽、プール、魚槽・・・等で施工しています。
下地がどんな形状(球体や複雑な形状)や立面、天井面でも施工が出来ますので、施工現場を選びません。また、継ぎ手のないシームレスになっていますので美観性が良く、防水施工範囲をFRPで包み込む事が出来ます。

重量・膜厚(厚み)はどのぐらいですか?

基本的な”NR-1工法(1プライニング)”と”NR-2工法(2プライニング)”では下記のようになります。
工法;NR-1(1プライニング) 重量;約3.7kg/㎡ 膜厚;約2.5mm
工法;NR-2(2プライニング) 重量;約5.7kg/㎡ 膜厚;約3.5mm
※軽いので、躯体に負担をかける事がありません。
※薄膜ですので、設計上使いやすい防水材です。

改修の現場に向いていますか?

FRP防水は旧防水層(一部を除く)を撤去することなく、カバー工法として施工する事が出来ますので、産業廃棄物を新たに出すことはありません。騒音もほとんどありません。
また平米当たりの重量が他の防水材に比べて軽量の為、躯体への負担がかからないので、特に改修物件では広く使用されます。

重歩行は可能ですか?

「日本建築学会・JASS8防水工事」の適用表ではFRP防水が唯一「重歩行可能」な防水材とされています。
FRPは耐磨耗試験もクリアーしている防水材です。駐車場、開放通路、競技場スタンドで使用頂いても問題ありません。

タバコの火で燃えますか?

タバコの火ぐらいでは燃えません。
FRP防水は耐シガレット性に優れています。他の防水材とくらべて燃えにくいです。

飛び火認定について?

建築基準法では防火地域・準防火地域・法22条地域の木造住宅のベランダにおいては「飛び火認定を取得した仕様」で施工しなければなりません。当社では飛び火認定取得法を持ち合わしております。詳しくはお問い合わせ下さい。

浴室の露出工法について?

浴室の壁・床をFRP露出工法で採用したいとのお問い合わせが非常に多く頂いています。露出工法では材料品質はもとより、高い施工技術が要求されます。
浴室の露出工法においては設計図書にて「当社協力店の施工指定」して頂ける案件のみ、施工が可能です。予めご了承下さい。

環境対応FRP防水(ノンスチレンFRP)について?

環境対応FRP防水として、臭気の原因となる「スチレン」を一切使用しない、ノンスチレンFRP「ポリネクス工法」をご用意しています。スチレンの臭気でお困りの際はお問い合わせください。

臭気対策は可能ですか?

通常のFRP防水・防食工事に使用される材料を使用しても、周囲に発生するスチレンガスを脱臭する技術を有しています。近隣等に臭気を発生させたくない時はお問い合わせください。臭気によるクレームをゼロにできます。

FRP防水の補修は可能ですか?

可能です。他の防水材とは違って部分的な補修が簡単に出来ます。
目視で点検できますので、不都合箇所が一目でわかります。

FRP成形品(明かり採りドーム等)の補修はできますか?

理論的には補修可能です。劣化状況にもよりますので、お問い合わせください。

メンテナンスは必要ですか?

基本的にメンテナンスは必要ありません。
定期的にドレン周りの清掃を行って頂くだけで結構です。(ドレンが詰まって屋上がプールになったという例は珍しくありません。)
美観を必要とする場合はトップコートを適時塗り替えて下さい。

防水の保証はどのくらいですか?

当社と施工店様で10年の防水保証書を発行しています。(躯体・使用環境等によって保証できない場合はあります。)
FRP防水の耐用年数は15年と言われており、10年程度の歳月は十分に持ち応えられる防水材です。ただし、物件によっては有償での保証期間内のトップコートの塗替えは必要な場合があります。